90年代のヤクルトを振り返るとわかる野村監督の凄さ

野村監督

野村監督といえば、日本のプロ野球で現役時代から南海で兼任監督として活躍し、好成績を残した人物ですが、現役引退後にはさまざまなチームで監督を務めました。 その中の一つが、ヤクルトです。

ヤクルト時代の野村監督を振り返ると目立つのは、やはり成績の良さです。 1990年の1年目こそ5位に終わるも、翌年は3位とAクラス入りを果たし、1992年には見事1位に輝き、1993年にも優勝して連覇を成し遂げました。その後もチームを2回優勝に導き、結局9年間で4回も優勝しました。

そして、さらに注目なのが日本シリーズの成績で、4回の優勝の内、何と3回が日本一といった結果になっています。 ですから、90年代の日本プロ野球を振り返ってみると、野村監督の活躍というのが非常に際立っていたことがよくわかります。

なお、90年代といえば、監督のチームであるヤクルトのキャッチャーが活躍した年でもあります。キャッチャーとしては珍しい、首位打者やシーズン30本塁打などの好成績を残し、チームに貢献しました。