プロ野球楽天野村監督の大きな功績

楽天野村監督

2005年に新球団として誕生したプロ野球楽天ゴールデンイーグルスの1年目は寄せ集め選手の中でチーム作りをしなければならなく、その結果、公式戦136試合で97敗という記録的な大敗で最下位でした。

翌年、チームの構築が必要ということで、田尾監督を解任し、監督の実績豊富な野村監督が就任しました。 2006年から4年間監督を務め、3年間はBクラスでしたが、2009年には2位になり、球団初のクライマックスシリーズ出場となりました。

チームの構築で正捕手、エースピッチャー、4番打者が固定できることが重要な要素です。 正捕手は2007年に嶋基宏が入団し、育成を兼ねて起用することで、正捕手として成長しました。

エースピッチャーは岩隈久志でしたが、ケガによる離脱が多く、将来のエースとして田中将大を育てました。4番打者は山崎武司で野村監督が相手投手の配球の読み方を教えたことで、打撃成績が向上し、2007年には43本で本塁打王にもなりました。

野村監督の功績は正捕手、エースピッチャー、4番打者が固定できるようになったことで、プロ野球のチームとして構築できたことにあります。