プロ野球の野村監督のヤクルトでの功績について

ヤクルト

ヤクルトスワローズというと東京都に本拠地を置く人気プロ野球球団の一つですが、決してもともとは決して強豪チームとは言えない球団でした。

過去に所属しているセ・リーグを優勝したのはわずか7回です。この7回の優勝の内、半分を超える4回のリーグ優勝を成し遂げたのが、名将野村監督です。

野村監督は、ヤクルトのみならずプロ野球界全体にまで影響を与えるほど偉大な功績を残した人物ですが、当然監督として在籍していたヤクルトスワローズにおいても多くの功績を残しました。

まず、第一に正捕手として当時新人であった古田敦也を起用しました。野村監督自身捕手として輝かしい実績を残しましたが、その経験を古田敦也に漏れなく教えたことはチームの大きな財産となりました。

また、2015年に球団として14年ぶりのリーグ優勝を達成した真中満監督も、プロ入りは野村政権下での入団であり、若手時代に野球に対する考え方を多く学んでいると言えます。

このように、監督して退いてから20年近く経ってもチームに影響を与えていることはその偉業の証であると言えるでしょう。