楽天当時の野村監督の人気

楽天当時

プロ野球楽天が創立した2005年に田尾監督が指揮をとりましたが、パリーグ公式戦136試合で97敗の最下位に倒れ、翌年、チームの再構築が必要というとで野村監督が就任しました。

4年間監督を務め、1年目が6位、2年目が4位、3年目が5位、4年目が2位と確実にチームの戦力を整えてきましたが、4年目の契約期間満了に伴い退団することになりました。

試合終了後に野村監督が報道陣の前でぼやくようなインタビューが注目されたり、現在、大リーグのニューヨークヤンキースで活躍している田中将大が入団したことで、当時の人気はプロ野球の中ではトップクラスとはいえませんが、注目されているチームでした。

特に4年目の最終年は4月終了時点で首位となりましたが、交流戦で6連敗、7月には8連敗で5位まで順位が下がりながらも、8月以降にチーム状態が良くなり、最終的に2位となり、球団史上初のクライマックスシリーズに進出した時には、苦労して勝ち上がったチームを見続けたファンにとっては印象の残るシーズンでした。