プロ野球の野村監督の楽天時代の球団成績

楽天時代

数多くのプロ野球球団で監督に就任した野村監督が最後に監督を務めたのが東北楽天ゴールデンイーグルスです。

チーム発足1年目に97敗という他球団と圧倒的な力の差を見せつけられた球団を抜本的に改革するために、田尾監督解任後に監督就任しました。

しかし、ここまでの力の差がある球団が1年で大きく成長できる訳はなく、監督就任1年目は85敗という若干の改善は見られましたが、やはり弱小球団という印象は拭えませんでした。

しかし、そのシーズンオフに後にエースとなる田中将大を獲得し、先発の投手層に厚みを加えました。監督2年目には、田中らの活躍もあり、さらに負け数を10減らすことに成功し、球団成績を向上させ、最下位からの脱出を成功させました。

そして、監督最終年となる2009年シーズンは、野村監督が楽天時代に蒔いた種が花開いたシーズンで、田中や岩隈永井の先発3本柱の活躍もあり、球団初のAクラス入りを決め、野球界に旋風を巻き起こしました。